はじめまして、シエスタ酸素店長の神宮司です。
去る10月20日、東京レガシーハーフマラソン2024に参加させていただきました。
このブログは全三回の前編となります。
中編と後編も後ほどアップしますので是非お読みいただければ幸いです。
きっかけは、シエスタ酸素公式アンバサダーの黒田雅之さんが今年の東京マラソンを走りきったころ。
シエスタの女性スタッフから「店長もマラソンを走りきったらよいプロモーションになります」と言い始めたこと。
私自身、走るということが苦手で32年間いかに走らずに過ごすかを考えていた。学生時代、街なかを走るマラソン大会ではどうにか先生の目を盗んでタクシーに乗りゴール地点までワープできないかと友達と画策していたほど。
そんなランニング苦手な私も、スタッフの提案を聞き「それもそやな」と納得してしまったのでまずはハーフマラソンにエントリーすることに。
一人だけで走るのは心もとないので、その日出勤していたスタッフたちに一緒に走らないかと聞いてみるも、全員から頑張ってくださいとやんわり拒絶される。
白羽の矢が立ったのが唯一非番だった一人の男性スタッフである石井くん。彼に話を持っていくと「面白そうですね。いいですよ」となんと快諾!流石だぜ石井くん。
ただ単に走るだけでは面白みが無いので、もし走りきれなかったときのために罰ゲームを設定する。
あまりにも無体なものだと楽しくないし、かといって緩すぎても張り合いが出ない。
と喧々諤々の会議を経て、スタッフ同士での会話に限り1ヶ月間語尾に「ニョン」をつけることに決定。
罰ゲームも決まり確実にエントリーするために、チャリティ枠でエントリーしました。
寄付先は認定NPO法人ファミリーハウス様
こちらは【病気の子供と家族の、病気のときこそ大切にしたい「ふつうの生活」を支える。】を理念に、地方から治療のために上京する小児がん等病気の子どもとご家族が、安心安全安価で温かな雰囲気と心地よい環境でご自宅と同じようにくつろいで過ごし、治療に専念できる滞在施設「ファミリーハウス」を運営しております。
エントリーを決心した5月ころ、生後2ヶ月の愛娘がRSウィルスに罹患し1ヶ月間ほど入院をしていたこともありファミリーハウス様の理念に感銘を受け、わずかばかりではありますが寄付をさせていただきました。
認定NPO法人ファミリーハウス様は現在も寄付を募集しております。
時間は無いけれど、寄付でささえたい!
ボランティア活動でサポートしたい!
みなさんに合った支援の方法で、病気の子どもと家族を応援していただければと思います。
詳しい概要はファミリーハウス様HPからご確認ください!
https://www.familyhouse.or.jp/
エントリー完了後、走る練習が始まる。
週2回、子どもたちの寝かしつけ後に24時間営業のジムのランニングマシンで、まずタイムを考えずに2時間半歩き通しをしてみる。
歩くだけなら意外と行けるな。
そう思ってしまったのが運の尽きでした。
妻にはランニングしてくるといいつつも、仕事溜まってたなぁと練習せずにパソコンカタカタ、来年のあの時期はこういうキャンペーンやりたいなと考えてはカレンダーとにらめっこ。
自分に言い訳ができると、人間弱いもので、苦手なことはせずにどんどん流されてしまいます。
そして致命的なのが頭だけで考えて実践しないこと。
「疲れというのは乳酸が悪さするからだ。血中酸素濃度が上がれば乳酸の分解も進むし、血中酸素が乳酸を分解し続ければ理論上はずっと走れるはずだ」
「乳酸を分解したあとに残った活性酸素を除去するには水素水を飲んで、水素が活性酸素と結びつくためにはヘム鉄が必須溶媒だからチョコを食べて補給すれば完璧だ」
「人類が他の動物と比べて優れていることは、筋肉に酸素をとどめられるからスタミナが多く航続距離が長いことだ。その酸素の飽和度を増やしてしまえば実質超人になれる。夢の正義超人だ。」
と、酸素屋の店長として勉強し収集した情報を駆使し、のらりくらりと練習せずにいた。
10月19日、レガシーハーフマラソン前日。
私と石井くんはシエスタに泊りがけ。スタッフ特権で酸素ドーム1.9気圧を2時間使用。合間にお手洗いと水素水、鉄分を補給し再度酸素ドーム内で睡眠。を繰り返す。
理論上はこれで疲労とはおさらばできる!
妻と、社長に当日は是非応援に来てほしいと伝え、同行者リストバンドと大会タイムスケジュールを渡す。
(練習する以外の)万全の準備を整え、迎えたマラソン当日。
しかし現実は苦しかった。
次回、神宮司店長と石井くん走ります。